上司が新しく着任してきた時に部下がとるべき行動3選【部下力を発揮しよう】
自分の上司が、自分より後から入ってくる。
中途入社や、人事異動で良くある場面です。
そんな時、部下である僕たちにできる事があるはずです。
本日は、自分の上司が新しく着任してきたときに部下がとるべき行動3選をご紹介します。
自分の上司が新しく着任してきたときに部下がとるべき行動3選:
歓迎会は盛大に
まずは、盛大に歓迎会をやりましょう。
最初に対面した段階で、自己紹介を終えるとともに、
で、歓迎会はいつにしましょうか?
と切り出しましょう。
上司とは言え、新任初日は緊張しているはずです。
彼らがチームになじみやすく手助けしてあげましょう。
ランチ・ディナーの歓迎会を開催し、
もう歓迎会は十分だよ!(笑)
と言われるくらいで、最初は良いのではと思います。
会社・チームの業績を数字で示せるようにしとこう
なかなか部下に質問したり、教えを乞うのはしんどいはずです。
とはいえ、早く仕事を覚えてもらったり、早くチームの課題を把握してもらった方が絶対に得をしますし、感謝してもらえるはず。
自分のチームのKPI、会社の売上・利益・シェアといった誰しもが知りたい大枠の数字は把握しておいて、上司に示してあげましょう。
この際には、具体的に「数字」で示してあげましょう。
悪い例:
最近、チームとして成績が良くないんですよ。
良い例:
今年は昨年と比べて15%ほど、営業の成約率が下がっており、課題を見つけることができていないんです。
このように説明してあげれば、上司としては課題発見が早くなりますよね。
簡単な数字でも、上司が気になる質問にぱっと答えられると、それだけ信用してもらえるはずです。
他の部署の偉い人の情報を入れよう
着任したばかりの上司は、張り切っています。
気持ちを新たに、
- 高い成果を出そう。
- もっと稼ごう。
- 偉くなろう。
少なからず、こんなことを考えているはず。
社内政治の構図も、新任の上司にとっては最も有益な情報の一つであることは間違いありません。
- Aの部署の部長と、Bの部署の部長は仲がいい。
- Cの部署のマネージャーと、Dの部署のマネージャーは、プロジェクトZの進行で苦戦している。
こういった情報をそっと教えてあげましょう。
この際に、2つポイントがあります。
1つ目は、「僕個人の見解ですが・・・」という枕詞を付け加えること。
上の例のように、A部長とB部長が本当に仲が良いかは誰にもわからないからです。
2つ目は、ポジティブな情報・ポジティブな言い回しに絞って話すこと。
ネガティブな情報ばかり言いふらすことは感心されませんし、信用されません。
最後に
繰り返しになりますが、どんなポジションの人でも、最初は緊張するはずです。
仮に偉い人であっても、社長であってもです。
僕たち若手(20代~30代前半)の社員は、「部下力」や「後輩力」を発揮して、彼らがスムーズに仕事に慣れるように協力してあげましょう。
こういった前向きな取り組みによって、良い第一印象を築くことができるとともに、良い信頼関係を構築する大きなきっかけとなるはずです。
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