【新入社員向け】新入社員が研修の時に気を付けるべきこと 3選
新入社員のみなさんは、少しずつ業務を覚えながら、時々、導入研修を受ける日々をお過ごしではないでしょうか。
中には、「新人研修が面倒臭い」と感じている方もいるかもしれません。
でも、どうせ受講するのであれば、その面倒臭い新入社員研修をもっと有益なものにしていきましょう!
本日は、 新入社員が研修(新人研修)を受ける際に、気を付けるべきことをご紹介します。
今日も、過去の新入社員だったころの自分に向けて書いています。
①上司の「研修どうだった?」の問いの答えを準備しておく
研修終了後、上司や研修の担当者から、必ず「研修どうだった?」という非常にふわっとしたオープンな質問をされます。
この時に、ズバっと簡潔に答えられるようにしておきましょう。
さらに、ポジティブな言葉で返せるとなおよいでしょう。
僕のお勧めの答え方は、「○○だと思っていたけれど、研修を受けてXXであることを学んだ」という答え方です。
この答え方をすると、
研修を受けるにあったって、事前にいろいろと考えて、仮説を持って取り組んでいたんだな
ということが伝わるからです。
例えば、
上司 「この前の工場の研修、どうだった?」
自分 「すごくおもしろかったです。A製品って、○○のように生産するのだと思っていたのですが、実はXXで作っているんですね。 でも逆にB製品は○○で作っているんですよね。同じ製品に見えるけれど、生産工程が違っていて、モノづくりの奥深さを知りました!」
このように答えれば、「目的意識を持って受講したんだな」とか「いろいろ学んできたようだな」と思ってもらえるでしょう。
②「授業を受けるという姿勢」を捨て、仕事に活かすイメージを持って受講する。
人は情報を理解するときに、アウトプットをイメージしたり、実際にアウトプットしながらインプットすることで、より深く知識として浸透できるものです。
新入社員は、わからないことだらけ。
先輩方がなんでも教えてくれます。
すると、自分でも気づかないうちに、何となく「学校の講義を受けているような錯覚」に陥ってしまいます。
しかしながら、これではいけません。
研修を受けている間も、しっかりと給料が発生しています。
研修は学校の延長ではないのです。
会社は、時間とお金と人材を投資して、新入社員の皆さんを教育してくれているのです。
研修を受ける前、受けている最中は、
- なぜ自分がこの研修を受けることになったのか
- この研修を受けて、どんなことができるようになるのか
- この研修を通して気づいた知識・人脈をどうやって仕事に活かしていけるのか
このように自分に問いかけ、すこしでも多くを吸収しましょう。
③未来の後輩を意識しながら受講する。
来年の新入社員、つまりはあなたの1年後輩を想像しながら、新入社員研修を受けてみましょう。
これには、2つの理由があります。
1つ目は、来年、自分が「教える立場になること」を想像することで、上述したアウトプットを意識した情報のインプットの発展です。
また、直接自分が講師として教える立場になくても、研修の内容を紹介してあげることを想像しながら研修を受けましょう。
2つ目は、研修を受講しながら、講義の中で良かった点とカイゼンすべき点(わかりにくかった点など)を主催者(講師となってくれた先輩社員たち)にフィードバックしてあげることです。
あなたのこういった取り組みによって、来年の新入社員(あなたの後輩)はさらによい研修を受けることができるでしょう。
最後に
本日は新入社員が研修の時に気を付けるべきこと をご紹介しました。
新人研修で多くを学び、良いスタートを切りましょう!
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