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外資系勤務の僕が 大学生時代にもっとやっておけばよかったと思うこと

大学生の間って、時間があるような、でもあっという間に過ぎ去ってしまうような不思議な時間ですよね。

勉強をしたり、車の免許をとったり、お酒を飲み始めたり、アルバイトを始めたり、新しいことがたくさんできる時期でもあります。

 

本日は、今33歳の僕が、大学生の人や、もうすぐ大学生になる人に向けて、学生時代をより有意義なものにするために、少しずつでもやってほしいことをご紹介します。

この記事を読んで、すこしでも悔い(後悔)のない学生生活を送れる人が一人でも増えますように。

 

こんな人におすすめの記事になっています:

  • 今現在、大学生の人・もうすぐ大学生を迎える人。とそのご家族。
  • 外資系企業を志望する・もしくはすでに内定を得た学生の人。とそのご家族。

 

外資系企業に勤務する僕が、大学生時代にもっとやっておけばよかったと思うこと:

three men and laughing two women walking side by side

英語学習

学生時代やっておけばよかったと、真っ先に思うのが英語学習です。

これからの時代、人材の交流・モノの売買など、海外・外国人とのやり取りは増えていくためです。

 

また、僕は現在、外資系企業に勤めています。

そのため、海外の取引先や海外支社の同僚とのコミュニケーションの際には英語を使います。

 

英語のメールを書くだけならまだしも、英語での会議となると、

  • うまく話せるだろうか。
  • うまく説明できるだろうか。
  • ちゃんと相手の言っていることを聞き取ることができるだろうか。

ととても緊張します。

 

一般的に、日本人は英語を習得するために3000時間が必要だとされています。

( 英語習得に必要な時間は約3000時間 いま日本人が抱える英語学習の課題と解決策とは | 留学ブログ )

 

仮に大学の4年間、毎週2回、1時間の英会話を学習しておけば、500時間は勉強ができた計算になります。

学生時代、週に1回でもいいから、オンライン英会話でもやっておけばよかった、と感じています。

 

もし、TOEICなどのテストに興味がある人は一度受けてみましょう。

 

もちろん、TOEICができるからといって、英語が話せるとは限りません。

ですが、TOEICのスコアは自分の英語のスキルを可視化するための、一つの指標となることは間違いありません。

 

そして、TOEICは、あなたは意外と英語ができないことを気づかせてくれるでしょう。

(当時、センター試験で英語は9割5分以上だった僕ですが、TOEICでは480点(990点満点中)でした・・・。)

two women writing on glass panel

 

第2外国語

スペイン語・韓国語・中国語・フランス語などの、「英語以外」の外国語の学習です。

 

僕の奥さんは、第2外国語で中国語を勉強していました。 

これに加えて、当時、韓流ドラマにはまっていたことや、習字をやっていたことからハングル文字に興味を持ち、韓国語の授業も受講していました。

 

そのため、彼女は日常会話のレベルの韓国語を話すこと・聞き取ることができます。

韓国に旅行に行っても、お店の店員さんや、タクシーの運転手さんと韓国語でコミュニケーションが可能です。

 

英語が喋れれば、多くの外国人とコミュニケーションを取ること自体は可能です。

 

一方で、一緒に働く仲間はネイティブスピーカー(アメリカやイギリスなどの英語圏の人)ばかりではありません。

相手の母国語をしゃべることができれば(簡単な単語であっても)、もっと距離を縮めることができると思うのです。

 

日本で働く外国人の同僚が、「アリガトウ!」って片言で日本語で喋ってくれると嬉しいですよね。

これってきっとみんな一緒だと思うんです。

 

もし、これから外資企業に就職する人がいたら、その企業はどこの国の会社なのか確認しておき、その国の言語や文化を学んでおく。

 

そうすることで、入社後に顔を覚えてもらいやすいなど、外国人とのコミュニケーションで良いことがあるかもしれません。

 

海外旅行

旅行資金の問題などもありますが、海外旅行にもっと行っておけばよかったなあと思います。

 

旅行に行くことで、その国の言語だけでなく、文化(カルチャー)を知ることができます。

 

若いうちに、価値観・モノの見方を広げておくこと。

「世界は今自分がいる場所だけじゃない」と知ることって、大切な「気づき」だと思うのです。

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https://www.instagram.com/motophotohiro/ )

 

髭の脱毛

単純に毎朝髭を剃る時間がもったいないので、髭の脱毛をお勧めします。

毎朝5分髭を剃る人は、1年間で30時間を 髭剃りのためだけ に費やしています。

 

社会人生活を仮に40年間とすると、大学1年~定年までの間、1338時間は髭を剃っているだけの時間になります。

生涯で髭を剃るだけの時間が55日間。

 

これって、明らかに無駄ですよね・・・。

 

本を読む

学生時代は読書もお勧めです。

僕も、本は読むようにしていたのですが、それでももっと読んでおけばよかったと思います。

 

本を意識して読むことで、

  • 知識がつく。
  • 文章力が向上する。
  • 本を読むスキルがつく。(早く読めるようになる。理解できる。)

というメリットがあります。

 

若いうちの最大の投資は自分自身

本って少し高いけれど、学生時代に読書習慣をつけることをお勧めします。

person reading book while drinking beverage

 

日本の歴史・文化・習慣の勉強

 自分の国の歴史や、文化の背景をもっと学んでおけばよかったなあと思います。

例えば、外国人にこのような質問をされることがあります。

  • なんで京都は昔の街並みが残っているの?
  • なんでサムライは切腹するの?
  • なんで日本は鎖国していたの?
  • なんで日本の大学生は、同じスーツ・髪型で就職活動をするの?

確かに、日本が鎖国していたことはもちろん知っているけれど、なんでそんなことをしていたんだろう? (豊臣秀吉が「神のもとには皆が平等」という思想の拡大を恐れたための政策が始まりといわれています)

 

このような自分の国のことなのに、うまく説明できない。(英語の問題ではなく、そもそも知らない)

 

日本の文化は独特で、とても魅力的に見えるのに、自分たちがそれを説明できないのって、とてももったいないことですよね。

two women in purple and pink kimono standing on street

 

 最後に

本日は、外資系勤務の僕が 大学生時代にもっとやっておけばよかったと思うことをご紹介しました。

この記事を読んでくれた方が、すこしでも悔い(後悔)のない・有意義なキャンパスライフを送ることができますように。

 

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【就活】理系のエントリーシート「研究概要」の書き方

大学生・大学院生が就職活動の中で何度も問われるのが

  • 志望動機
  • あなたの長所・短所は何ですか?
  • 学生時代頑張ったことは何ですか?

そして、「あなたの大学・大学院での研究成果・研究概要を教えてください。」

 

この研究概要を書く上で、特に意識すべきことを紹介します。

 

まずは、僕のプロフィールを紹介します。

  • 旧帝大・大学院卒(理系)
  • 大学院1年の時に、いわゆる普通の就職活動を行う。
  • 日経225の企業に技術系社員として新卒入社。複数の部署を経験し、3年で退職。
  • 外資系企業に転職。
  • 大学の後輩やそのまた後輩たちのエントリーシートの添削の実績があり、何人かは僕が添削したエントリーシートを提出した企業から内定をもらって就職しています。

 

このように、

  • 普通の就職活動を行い、まあまあ就職活動に成功した学生だった僕。
  • また、技術系の会社員としてどんな学生に入ってきてほしいかを考える僕。

として、理系の学生のエントリーシート「研究概要」の書き方をご紹介します。

 

 

本日のお題:研究概要の書き方

 

 man writing on paper

専門用語は使わずわかりやすく。そして、自分の研究がどのようなビジネスを生むのかを書く。

理系の大学生は、実験にたくさんの時間を費やします。

化学反応の待ち時間が数時間あったり、実験動物の世話をしたり、プログラミングで長時間パソコンと向かい合ったり。

そうした努力の甲斐もなく、仮説が外れてがっかりしてしまうことも多々あります。

 

ですので、苦労話をしたくなる気持ちは本当によくわかります。

 

しかしながら、エントリーシートを読むのは誰でしょうか?技術系の社員でしょうか?

答えは、人事部の担当者です。

その人は、文系で、理系の知識がないかもしれません。

 

新聞のように、簡潔で定められた文字数で、しかしながら中学生でもわかる程度のわかりやすさで書くべきなのです。

 

そもそも、自分の技術をわかりやすく説明できない技術者は技術者ではないと思います。

 

そもそも、この「研究概要」を問われている理由ってなんでしょうか?

そう、あなたが自分の研究活動の内容や成果を、うまくプレゼンできる人なのかどうかを見ているのです。

 

「私の大学時代の研究は、ミトコンドリアの機能解析で・・・」といった回りくどい表現はやめましょう。

 

「私の大学時代の研究は、糖尿病治療のための薬の開発ための基礎研究です!」というように、あなたの研究の最終のゴールを文頭に持ってきましょう!

 

ここでいう「最終ゴール」とは、あなたが学生時代にできる範囲ではなく、あなたの後輩やあなたの研究室が解き明かしたい謎、また、その先、あなたの研究成果がどのようなジャンルで活用されるかを書くとわかりやすいでしょう。

 

仮説をもって取り組み、証明したことを示す。

ビジネスにおいて、「時間」は貴重な資源の一つです。

この限られた時間の中で、いかに多くの成果を出すのか。これが競争力です。

 

そして、企業は限られた時間のなかで成果を出せる人を採用したいと思っています。

あなたがもし、課題に対して、

  • 「仮説」をもって取り組んでいる姿勢
  • 「仮説」の設定がうまくいったこと
  • 「仮説」を証明するためのアプローチ方法

をうまく伝えることができれば、とても大きなアピールとなります。

 

 

 

周りの人とのコラボレーションした内容を入れる。

研究活動の中で、周りの人に助けてもらったことについて書くようにしましょう。

会社という組織の中では、部署と部署の助け合いによってはじめてお客様に商品をお届けできるのです。

例えば、マーケティング部署が考えたコンセプトを、製品開発部は形にし、それを営業部が販売する。といったこととです。

つまり、企業の中では他部署との折衝・調整はつきものです。

採用の際に、企業は応募者が「こういったコラボレーションができる人なのかどうか」必ず見ています。

 

あなたの研究活動の中で、周りの人に助けてもらったことが必ずあったはずです。

例えば、

  • 違う大学の研究グループと共同で実験を行った。
  • 企業から依頼を受けて、資金をいただいて実験を行った。
  • 実験試薬を選定するうえで、業者さんからインプットをもらった。
  • 隣の研究室の先輩に実験方法を教えてもらった。

といったものです。

他にも、他の研究室の実験室や実験器具を貸してもらった、といった簡単なものでも構いません。

あなた自身が、時にはギブアンドテイクの条件を受けながら、他社の協力を仰ぎ研究成果を達成したというエピソードが一つでもあるのであれば、利用しない手はありません。

 

例えば、

”私がAというデータを計測するうえで、これまで私たちの研究室にとって使用実績がなかったBという実験器具が必要であることがわかりました。そこで私はBを使用しているC大学の研究室にコンタクトし、Bを貸してもらうことができました。”

このように書いてみましょう。

 

 

今回は、理系大学生に向けたエントリーシート「研究概要」の書き方についてご紹介しました。

思えば、僕もエントリーシートを死ぬほど書きました。エントリーシートって書くのが大変ですよね。

 すこしでも就活生のお役に立てますように・・・。

 

 

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