【ビジネス英語】外国人ビジターとの雑談でそこそこ盛り上がる話題
仕事で外国人のビジター(取引先・海外支社の同僚)が来日し、ミーティングをすることになった。
英語でのミーティングに向けて、いろいろと準備が必要ですね。
一方で、ビジターと一緒にランチやディナーなど、仕事以外も油断ができません。
仕事の話以外ではどんな話題が盛り上がるのでしょうか。
今回は、僕が助けられたカジュアルな話題をいくつか紹介します。
こんな人におすすめの記事になっています:
- 外国人ビジターと英語で話すのがそもそも苦手で、仕事の話以外でどんな話題の会話すれば良いか、わからない。
- ランチやディナーや、エレベーターの中など、どんな雑談をすればよいのだろう・・・。
- でも、せっかく日本に来てくれたのだから、交流を深めたいし、自分のことを覚えてほしい!
本日のお題:僕がおすすめする外国人ビジターとの話題とその理由
映画・海外ドラマ
ビジター(外国人)の出身地が舞台の映画などは、特に盛り上がります。
相手が実際にその映画を観ていなくても、「舞台が○○の映画で・・・」とロケ地を伝えれば、向こうからいろいろと話しを広げてくれる場合が多いです。
例えば、
- イギリス:ハリー・ポッターシリーズ。
- イタリア:ローマの休日。
- 韓国: 韓流ドラマ多数。
話題を切り出すときには、
I like watching movies! :僕は映画が見るのが好きなんです。
I watched OO! The senery of ○○ was very nice! :この前、○○(ビジターの出身地)が舞台の映画を観たんですよ!
と切り出してみましょう。
マンガ・アニメ
日本のアニメ・マンガは世界でも人気のため、ファンの人も多いです。
特に、
- ジブリシリーズ
- ドラゴンボール
- ワンピース
- NARUTO (ナルト)
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 名探偵コナン
のような、日本時なら一度はみたことがあるものは、外国人も知っている・見たことがある場合が多いです。
話題を切り出すときには、
Do you like Japanese Manga? : 日本のマンガは好きですか?
Are Japanese Manga popular in your country?:日本のマンガはあなたの国でも人気ですか?
と切り出してみましょう。
また、ディズニー映画は世界共通で有名なので、こちらも話題としてお勧めです。
特に、子供がいる人は、ディズニー映画をチェックしている場合が多いです。
お気に入りの映画があれば、熱く語ってみると良いかもしれません。
僕は、
I like Toy Story series, and I have all figures of them! :僕はトイストーリーシリーズが好きで、フィギアは全部持っているんです!
と話すと、大体、「うちの子供と一緒だ(笑)」と言って笑ってくれます。
スポーツ
スポーツも万国共通の話題です。
特にヨーロッパ圏であればサッカー、アメリカ圏であればバスケットボールや野球が人気です。
また、スポーツの世界大会に関する話題も盛り上がるでしょう。
例えば、
これらの世界大会で、ビジターの国が活躍していた種目をチェックしておくと良いでしょう。
日本とビジターの国が試合をして、相手の国が勝った場合などは、特に話が盛り上がります。(日本としては悔しいですが・・・)
他の同僚に関する話題(ポジティブな内容)
ビジターも知っている共通の同僚の話題です。
特に、
- ビジターのチームの人に助けてもらった。
- 前回、○○さんが来た時にもこのレストランに来たよ。
- ○○さんが来た時には、お土産を買いに○○に行ってたよ。
といったポジティブ話題や、ビジターのためになる話題で話を広げることができます。
ネガティブな悪口は避けておきましょう。
日本の変な文化
日本独特の文化、特にちょっと変なものに関する話題です。
日本特有の変な文化に関する話題は、外国人からすると「なんでやねん!」という感じなんでしょう。
例えば、
- 日本人の大学生は就活時期になると同じスーツ・髪型で就職活動をする。 (海外では就職活動という概念が無い国もあり、また、同じスーツ・髪型という文化はありません)
- 日本人のサラリーマンの中には、家に帰るのが嫌なおじさんたちがいる。 (日本特有の文化のようです。海外では残業は嫌われ、仕事が終わると愛する家族のもとに帰っていきます)
- 日本の電車はすべて決まった時間に到着・出発し、すこしでも遅れるとキレる人がいる。(海外では、電車が多少遅れることは普通です)
- 日本のスーパーで売っている野菜は、同じ形をしている。曲がっているキュウリなどは安く売られている。(農作物の形を気にするのは日本だけです)
このような、「ちょっと変だよ」という日本の文化についての話題は、相手にとっても新鮮な話題です。
裏技:自分のキャラ設定
話が盛り上がる、というテーマから少し外れてしまいますが、自分のキャラクター設定をしておくと、相手に覚えてもらいやすくなります。
例えば、僕の場合
- いつも青いネクタイをしている。
- 毎日帰る前にラインをしないと彼女に怒られる。
- ディズニー映画にめちゃくちゃ詳しい。
- ビールが大好き。
こんなキャラクターなので、「いつも青いネクタイしているやつ」とか「ディズニーの人」のように覚えてもらうことができました。
意外と盛り上がらなかった内容
個人的に、あまり盛り上がらなかった話題を紹介します。
もちろん、好みは人それぞれなので、盛り上がる場合もあるかもしれません。
ゲーム
ポケモンやマリオと言ったゲームは海外でも有名だとされています。
しかしながら、ゲームは好みがわかれる・そもそもプレイしていない人も多いため、話題としてはあまり盛り上がりませんでした。
食文化
日本の食文化はすでに有名すぎるのであまり盛り上がりません。
例えば、日本食のレストランに連れて行って、食べ方や味付け・調理方法を説明しても、あまり盛り上がりませんでした。
おそらく、世界中で日本食がすでに有名になっているので、わざわざ説明しなくてもすでに知っているのでしょう。
日本食のレストランの食事自体はおいしいと喜んでくれますが、話題として盛り上がるかどうかは別だということですね。
音楽
音楽も、話題としてあまり盛り上がりませんでした。
ジャンルやバンド・グループが非常に細分化されている中で、好みがわかれるためです。
逆に、もし好きなバンドが一緒という非常に幸運な場面が現れると、自然と話題は盛り上がるでしょう。
ちなみに、ピコ太郎さんの「PPAP」もあれほど全米でもヒットした、と報道されていましたが、僕がこれまで会ってきたビジターは誰も知りませんでした。
本日は、外国人のビジターと雑談をするときに、僕がこれまで助けられた話題・トピックについてご紹介しました。
今後も随時アップデートしていきます。